ファイターの皆さん、こんにちは。那音です。
なんかもうこの導入もアレなんですよね。このブログは管理人が僕しかいないのでそりゃ那音です。毎回毎回那音なんですけど、那音です。誰かVFさんにガチめの記事とか書いてもらおうかなって最近思ってるんですけど誰か書いてくれません?内容はまあなんでもいいんですけどね。気長にお待ちしてます。
さて、今日のカードは「竜皇覚醒」収録の「刻獣 デュプレックス・ドラゴン」です。
十二支刻獣の新規カードにしてRRですが、レアリティに負けないスペックの高いカードになっています。
さっそく能力を見てみましょう。
刻獣 デュプレックス・ドラゴン
グレード2/9000/5000 《ギアクロニクル/十二支刻獣》
①【自】:[SB(1)]このユニットが(R)に登場した時、あなたのグレード3以上の<十二支刻獣>のヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から1枚を表でバインドし、そのカードが<十二支刻獣>なら、そのカードのグレード以下のグレードを持つ相手のリアガードを1枚選び、相手はそのユニットを山札の下に置く。
注目点としては、SBという少ないリソースでバインド枚数を確実に増やせ、うまくいけば除去できるという点と、GBがついていないという点ですね。
CBに並んで重要になるSBですが、一部の特化したクラン以外でも、少し前から(個人的な感覚では無限転生くらいから)重要なリソースとして扱われるようになりましたね。
とはいえ、CBに比べると払いやすいというのが一般的な認識ではないかと思っています。
SB(1)で使える能力は軽いコストという認識のもと以下の話を進めますので、もし皆さんがそのような感覚でなければ話がかみ合わないと思います。ご了承ください。
まず、十二支刻獣のデッキにとってバインドゾーンを活用するというのは言わずもがな、特に「クロノファング・タイガー」軸のデッキであれば重要ですよね。
バインドしたカードが十二支刻獣であれば、バインドしたカードのグレード以下の相手のリアガードを除去することも可能です。
こちらは、グレード0がバインドされると必然的に相手のFVなどしか除去対象がありませんが、GBがないので、早いタイミングであれば非常に刺さりますよね。
また、「クロノファング・タイガー」の登場時能力で相手のリアガードの弱体化などができますので、除去範囲を広げられるという点でもシナジーを形成しています。
ただし、「クロノファング・タイガー」軸の場合は、その超越の安定性からグレード3が4枚ということも珍しくないですが、そうなるとこの能力とは多少噛み合わなくなりますね。
実際にはグレード2をバインドしても充分な場合ももちろんあるとは思いますが、気になるようであれば多少、グレード3の枚数を増やしてみるのもいいかもしれません。
課題となるのは、SBの競合でしょうか。
「時空竜 バインドタイム・ドラゴン」によって実質的にソウルを増やせるクロノファング軸は別としても、
「クロノジェット・ドラゴン・G」などのソウルを稼ぎにくい構築であれば、バインドとの大きなシナジーがないことも相まって、優先度は低くなりそうですね。
それか、ギアクロの民が大好きな「スチームスカラー ジジ」たちの採用を見送るという形に落ち着きそうですが…。

また、クロノファング軸であっても、「スチームテイマー ナニ」など、SBの競合相手はありますね。
なんにせよ、引き続きリソース管理が重要な課題となりそうです。
読んでいただき、ありがどうございました!
※「竜皇覚醒」に収録されている他のカードの考察はコチラからご覧いただけます。
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