ファイターの皆さん、こんにちは。那音(なおと)です。
さて、今日のカードは「究極超越」収録の「閃牙の解放者 ガルモール・エクセル」と「あじゃるがる・解放者」と「解放者 ボード・アンダルシアン」です。
さっそく能力を見てみましょう。
グレード3/11000/- 《ゴールドパラディン》<ヒューマン>
①【自】【(V)】:[CB(1)]あなたの、「解放者」か「ガルモール」を元々含むGユニットが超越した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から3枚見て、「解放者」を含むカードを2枚まで選び、別々の(R)にコールし、残りのカードを山札の下に好きな順番で置く。
②【自】【(V)】[GB(1)]:[あなたの「解放者」を含むリアガードを2枚選び、山札の下に好きな順番で置く]あなたのターンの終了時、コストを払ってよい。払ったら、1枚引く。
まずは超越ボーナス持ちの新しい解放者ガルモール、「閃牙の解放者 ガルモール・エクセル」です。
①は、元々「解放者」か「ガルモール」のGユニットが超越した時に、リアガードを2枚展開できる能力ですね。
コストもCB(1)のみで、リアガードをコストにしないので、事前の下準備がいらず、単純にリアガードを増やすことができ、使いやすいですね。
超越しただけで、名称指定こそありますが黄金竜 ライジングシャイン・ドラゴンレベルの能力を使えると考えると、その強さは圧倒的ですね。
また、自身の②の能力により、とりあえずトリガーなどをコールしてもそのターン中に山札に戻せるので、何らかの手段で山札をシャッフルできればトリガーの総数を減らすことなく、一時的な戦力の供給ができるということですね。
難点としては、超越するGユニットが、元々「解放者」か「ガルモール」でなければならない点ですね。
特に、序盤から終盤まで余すことなく活躍できる黄金竜 スカージポイント・ドラゴンや、終盤でのフィニッシャーになりうる旭光剣爛 グルグウィントなどと組み合わせられないのは、とても惜しいですね。


もっとも、仮に黄金竜 スカージポイント・ドラゴンと併用できれば、超越ボーナスと噛み合いすぎて「最強のGユニット」たりえてしまうので、ここの調整は仕方ないかなと思います。
また、同じく「ガルモール」である煌牙の黄金騎士 ガルモールとは、無類の相性の良さを誇りますね。
今日公開されたサポートカードが<ハイビースト>というのもそうですが、あちらのパンプ対象をこのユニットの超越ボーナスで確保でき、また、超越ボーナスだけでは微妙に足りないリアガードの頭数を、あちらの能力で補うことができます。
相互に噛み合った、とてもよいデザインだと思います。
超越ボーナスでデッキボトムに置いたトリガーを、シャッフルすることによって戻せたりという点も噛み合っていますね。
②の能力は、自分のターンの終わりに「解放者」のリアガードを2枚デッキボトムに置き、1枚引くというGB(1)の自動能力ですね。
戻すリアガードは①の能力で確保できるので、そちらと合わせて考える場合は、実質的に超越ボーナスが、「CB(1)でリアガードを2枚コール、ターン終了時にそれらを山札の下に置き、1枚引く。」と捉えることもできます。実際には、①の能力以外でコールしたリアガードも山札に戻せたりと、細部は違いますが…。
また、山札を2枚増やして1枚引くという性質上山札、手札ともに増やせるので長期戦を意識するのであればかなり扱いやすい能力ですね。
その分リアガードは損失するのですが、このユニットの能力で展開出来るという点や、手札のトリガーや展開済みの登場時能力持ちを山札に戻せるなど、フォローはできますね。
また、この能力によって(R)が2枠空くので、必然的に「結束」との相性も良いですね。
このカードを軸にする場合、必然的に「解放者」や「ガルモール」で固めることになるので、「結束」能力を持つユニットがどの程度入るかはハッキリとは分かりませんが、比較的汎用性の高い春光の騎士 ベリーモールや日華の騎士 ジェフリーなども、採用を検討できるのではないでしょうか。


グレード2/9000/5000 《ゴールドパラディン》<ハイビースト>
①【自】[GB(1)]:[CB(1),SB(1)]あなたの「解放者」を元々含むカードの効果で、このユニットが山札から(R)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から3枚見て、「解放者」を含むカードを2枚まで別々の(R)にコールし、残りのカードを山札の下に好きな順番で置く。
2枚目は、グレード2の「あじゃるがる・解放者」です。
解放者を元々含むカードの能力でコールされた場合、更にリアガードを2枚コールするという能力ですね。
ポイントは上記の太字で強調した部分で、煌牙の黄金騎士 ガルモールの起動能力でコールしても能力が使用できないデザインとなっています…。悲しい。
ですが、自身が<ハイビースト>であり、リアガードの展開能力も持つので、相性はむしろ良いといえるでしょう。ほんの少し噛み合わないというだけで、実戦ではフォローできるレベルだと思います。
CB(1),SB(1)とコストは重めですが、リアガードを何の制約も課さずに2枚展開できるというのは相当優秀な能力ですね。
ちなみに、Gガーディアンの「解放者」である癒しの真・解放者 エルリーゼの能力で(G)にコールしても、能力が発動できないですね。
…癒しの真・解放者 エルリーゼが、あのサイクルでは珍しく名称持ちだったので何かるのか?と思ったのですが、今のところはないようですね…。
もしかしたら、「究極超越」で登場する他のカードと、名称という意味でシナジーするかもしれないです。
グレード1/7000/5000 《ゴールドパラディン》<ハイビースト>
①【自】【(R)】[ターン1回][GB(1)]:あなたの他のユニットが(R)に登場した時、あなたの「解放者」を含むヴァンガードがいるなら、そのターン中、このユニットのパワー+7000。
3枚目は、グレード1の「解放者 ボード・アンダルシアン」ですね。
他のユニットが(R)に登場した時、パワー+7000されます。
解放者の高パワーブースト要員としては、五月雨の解放者 ブルーノと若干役割が被りますね。
あちらはパワーを刻むという性質上、大量のリアガードをまとめて展開するような構築では輝きますね。
一方こちらは、リアガードを展開できさえすれば14000を達成でき、種族も<ハイビースト>なので煌牙の黄金騎士 ガルモールとの組み合わせでも輝きます。
デッキ構築に応じて使い分けるというのがベストなんですが、どっちかというと高パワーのグレード1を、入れようと思えば8積みできるのがちょっとヤバいなという印象です。
このカードはGB(1)がついているので序盤からの速攻ができませんが(できたらゲーム崩壊する)、大量展開できる終盤に高パワーのユニットが並ぶという意味では実現できるので、対ゴルパラ、特に「解放者」の場合は、相手からの要求値を若干高めに見積もってシールド値を温存しておくプレイングが、より重要になってくるかもしれませんね!(リアガード1ライン20000~25000くらい…で足りるでしょうか…?)
※「究極超越」に収録されている他のカードの考察はコチラからご覧いただけます。
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